「たった最初の一音をきいただけで、そのアーティストが誰かわかる」
このようなサウンドによる個性付けは、一過性の流行で終わらない、息の長いアーティスト活動には重要な要素です。
アーティスト個々の持つ才能、そして時代性などにあわせて、将来的なアーティストの確かな位置づけまでを考えてのプロデュースをおこないます。
ジャズとクラシック、フュージョンとポップスなど、別ジャンルの融合などを得意としています。
世界的に活躍するアーティストも多く、Nuno Bettencourt や Dick Lee、中国京劇のスター ウー・ルーチンほか、X JAPAN の ボーカリストToshi やギタリストPata、Luna seaのSUGIZOもレコーディングしています。
渡辺香津美(ギタリスト)西村由紀江(ピアニスト)川井郁子(ヴァイオリニスト)などのインスト系のアーティストや、 東儀秀樹(雅楽)、やの雪(テルミン)など、珍しい楽器の録音も多く手がけます。
インスト系は、なかなか個性をつけにくい、録音で差別化するのが難しいことがありますし、民族的な楽器などは、音響的に録音に適さない構造のものもあるのです。
楽器というものはもともと、人のために演奏して聞きやすいようにと発展してきた歴史がありますから、録音によって音を残すという行為は、後付けなわけです
録音で良い音、個性ある音の研究は、まだまだ出来ることがたくさんあると思っています。
マイキングやエフェクターとの相性、ミキシングのテクニック、そして個性的な音を作ろうという意欲あるアーティストがいれば、唯一無二の音は必ず見つけられます。