Kim Laboratory は、Kim がリリースする作品の音を支える「研究所」です。
そこでは、合理的かつ理想的な音響空間をつくるために、様々な技術的なサポートをしています。
個性ある音楽作りには、個性溢れる楽器や機材が必要です。
アーティストの要望を満たすため、研究を重ね、新たな環境や道具(機材や楽器)
を作り、音楽の元となる、「音=サウンド」にこだわり続けています。
世界初のMIDI制御された小節カウンター付きKimアサイナブルコンソールを始め、数々のオリジナル機器を設計・製作してきました。先の時代を見越した斬新なアイデアセンスは国内外の音響機器メーカーからも注目され、その技術提携から数多くの製品が生み出されています。まずは手に馴染む道具造りから・・・
この精神こそKimの出発点です。
ミキシングの基本は、左右2つのスピーカーの真ん中で行うべきですが、
大型コンソールでは、それが必ずしも実現できません。
端のモジュールを操作するには、エンジニアがそこまで移動することになり、
定位や音量などは、真ん中に戻ってチェックしなければならず、
微妙な調整が難しいことが課題でした。
そこで、大型コンソールのセンター部分に、エンジニアが自由にアサインできるフェーダーを設けました。
手元のフェーダーに好きなトラックを、好きな順番に並べることができ、
それらの組み合わせをメモリーさせる事ができ、瞬時に呼び出せたわけです。
フェーダーは、チャンネル・フェーダーのみならず、エフェクト・センドにもアサインできるため、ノブよりも操作性も、視認性も良くなります。
ProToolsなどのDAWでは、フェーダーの順番を変えることは容易ですし、
i-Conなどフィジカル・コントロールでは、フェーダーとエフェクト・センドをフリップできたりしますが従来のアナログ・コンソールでは不可能なことでした。
しかしKim Studioでは、創設当時からそれを実現させていたのです。
ProToolsなどのDAWが生まれるより遥か前から、
アサイナブル・フェーダーの発想があり、それをオリジナルで開発して、実現してきたのです。
内外のコンソール・メーカーの技術者が参考にしたことは、言うまでもなく、
換言すれば、現状のDAWは、Kim Studio のコンソールの操作性を、身近にしたとさえいえるでしょう。
エンジニアは、常にセンターのベストなリスニング・ポジションで仕事ができますから、立体的な音作りがし易くなります。
Kim Studio から生み出されるサウンドに立体感や広がり感をあるのは、
こうした支えがあったからなのです。
マイクは、「音=空気振動」を電気信号に変換する装置です。
空気振動がもたらずエネルギーは極めて微弱なので、
その振動から起電される電気信号も極めて微弱なものです。
それをマイク・ケーブルでコンソールまで引っ張ってきて、ゲインを稼ぐことになります。
マイクレベルは、-40dB〜-60dB 程度なので、100倍から1000倍の電圧に増幅することになりますので、途中のケーブルなど拾ったノイズも増幅されますし、
微弱な信号ゆえに、コネクターやケーブルで失われる情報も無視できません。
そこで、マイクの近くで増幅してからケーブルで引き回せば、
ノイズと情報のロスを、大幅に軽減させることが出来ます。
しかし、そうなると、手元でマイクアンプ(HA)のゲインを調節できません。
それをリモート・コントロールすることで、あたかもそこでHAのトリムを回しているかのような操作を可能にしたのが、リモートHAです。
Kim Studio では、約30年前のスタジオ創設当時から、この事に着目して、リモートHAを導入してきました。
とはいえ、当時は、リモートHAは、世界中どこにも存在しませんでしたので、
Kim Studio の常設機材として設計&製作しました。
また、チーフエンジニアである伊藤圭一が持ち歩き、外部スタジオでも使用してきました。
Kim Studio や伊藤圭一がレコーディングした音がピュアーなのは、こうした論理的なバックアップがあるからなのです。
Fair Light 2台が常設
アーティストやミュージシャンの要望を満たすために
研究を重ね、新たな機材を作ります。
レコーディングで作ったサウンドを、コンサートツア−で再現したいとしたら
スタジオと同じ設備を持ち歩かなければなりません。
また、腕の立つレコーディング・エンジニアも連れて歩かなければなりません。
それは、物理的にも経済的にも困難でしょう。
そこで、普通は、「ライブなんだから・・・」を妥協するところでしょう。
しかし、レコーディングで作ったサウンドと同じサウンド・メイキングを
コンサートホールでも瞬時に再現できたなら・・・
と言う要望にこらえ、プログラマブルなサウンド・システムを構築して
アーティストの音楽活動を支えてきました。
Effector Board for オフコース
Effector Board for 松下誠
Effector Board
Programmable Effects Controller
コンサートやライブのもう一つの課題は、電源事情が良くないことです。
ホールでは、照明や舞台装置の影響を受けたり、
ライブハウスでは、近隣の大型ショッピングモールが営業をはじめると、100vあるべき電源が90v近くまで落ちることさえあり、これでは、良い音は望めません。
そこで、まず電源を安定化させる装置を通してノイズのないクリーンな電源を提供してきました。
AC Stabiliser for T-Square
千葉市動物公園 交歓の響き 時刻を告げる編鐘はオリジナル制作された
港北阪急 編鐘モニュメント
SONY | Digital Effector MU-R201 DPS-D7,R7,M7 DPS-V77 HR-GP5,HR-MP5 DRE-S777 Speaker SMS-1P,2P Super Audio CD プレゼンター |
Roland | Digital Effector RSS R-880 E-660 DAW VS series 契約アドバイザー 浜名湖レコーディング・スタジオ |
YAMAHA | Instruments Electric Bass Accorstic Guitar CPX series |
Pioneer | パブリシティー DVD-Writer DVR-S201 |
digidesign | ProToolsアドバイザー パブリシティー |
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